砂糖断ちを始めたら眠気がすごいしだるい。低血糖症のつらい症状を抑える方法

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日中の眠気やだるさを改善したいから砂糖断ちを始めてみた。

でも結局眠くなったりだるーくなったりする。

 

もしかしたら砂糖断ちの禁断症状による低血糖症かもしれません。

その低血糖症に耐えて砂糖断ちを続ければ最終的にはおさまるんですが、いつまで続くかもわからないのを我慢し続けるのも辛いですよね。

 

この記事では砂糖断ち中の低血糖症を改善する方法について書いていきたいと思います。

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低血糖症の症状

 

  • イライラ
  • 不安感
  • やる気が全然出ない
  • めっちゃ眠い
  • 疲れやすい
  • 疲れがひどい
  • めまいや動悸
  • 落ち込みやすい
  • 頭痛
  • 怒りっぽくなる
  • 冷え性
  • 朝起きられない
  • ストレスに弱い

 

現代人はお疲れなので多かれ少なかれこんな症状が出ている人は多いでしょう。

でも症状がひどかったり数が多かったり何ヶ月もの間毎日出ている場合は低血糖症を疑ったほうがいいかもしれません。

低血糖症と砂糖はとても大きな関係があるんですよ。

 

 

砂糖を摂ることでなぜ低血糖症になるのか

 

低血糖症は血糖値の乱高下(血糖値スパイク)により起こるんですよ。

血糖値が急激に上がると元に戻そうと大量のインスリンが分泌されます。

 

しかし血糖値が元に戻ってもすぐにインスリンの分泌が止まる訳では無いため元よりも低い数値まで下がってしまい、低血糖になってしまうんですね。

 

血糖値スパイクは覚醒ホルモンである”オレキシン”の働きを抑えてしまいます。

 

だから血糖値の乱高下が起きるような食べ方をした後ちょっと時間が経ったら一気に眠気を引き起こしてどうしようもない状態になってしまうんです。

食後に耐えられないレベルの眠気に襲われるなら食事を見直してみてください。

 

 

砂糖によってビタミンB群不足になる

 

砂糖を摂ればとるほどビタミンB群不足になります。

砂糖を体内でエネルギーに換えるときにビタミンB群の中でもビタミンb1を大量に使います。

 

そのため不必要に砂糖を摂ると簡単にビタミンB群不足になってしまうんです。

ビタミンB1が不足し始めるとお菓子やジュース、白米・パンなどを食べてもエネルギーにうまく変換できないため、だるーい状態が当たり前になってしまうんですね。

 

しかもだるくて力が出ないと「糖質不足だ!チョコレート食べないと!」みたいな無限ループに陥ることが多いのでたいていの場合低血糖症に悩まされることに。

 

過労とかストレスとかだるさや眠気の原因は色々ありますが砂糖の摂りすぎという可能性も考えてみましょう。

 

 

砂糖によってカルシウム不足にもなる

 

砂糖は作られるときにほとんどの栄養素が抜けてしまい、当然カルシウムも含まれていません。

しかし体内に入って砂糖を分解したりするときにカルシウムが必要になってくるので、体内のカルシウムがどんどん減ってしまうんですよ。

 

砂糖をたくさん摂っている人がイライラしやすいというのは、砂糖の摂りすぎでカルシウム不足に陥ってしまっているから。

 

これはカルシウムを摂れば問題ないとかそんな単純なことではなく、砂糖を摂る量を減らさないと改善はなかなか難しいことです。

 

低血糖でのイライラはストレスになるので、結果ストレス性のだるさや眠気に悩まされることになってしまう悪循環に陥る可能性もあるので気を付けましょう。

 

 

砂糖だけじゃなく単純な”食べ過ぎ”でも起こりやすくなる

 

だるさや眠気の原因は血糖値の乱高下だけでなく”食べ過ぎ”もあります。

砂糖の入ったものをたくさん食べていると食欲がどんどん増してくるんですね。

 

感覚的にわかる人もいるんじゃないでしょうか。

結果あまり食べてないつもりでも実際に書き出して目で確認してみると思った以上に大量に食べていてびっくりすることに。

 

人間は1日3食でフルマラソン1回完走するぐらいの体力を使うと言われています。

食欲が無駄に増してそれ以上に食べていれば消化吸収・胃腸の回復にそれ以上の体力を使うことになるので毎日疲労感でいっぱいなのも当たり前なんですよね。

 

砂糖が含まれているものを食べた後の眠気やだるさだけでなく、寝てるのになぜか取れない疲れやだるさの原因にもなっているので気をつけましょう。

 

 

砂糖断ちで低血糖症にならないようにするためには?

 

砂糖の含まれたものを食べない

 

砂糖はGI値が高く血糖値の乱高下が起きるので低血糖症が起こりやすくなってしまいます。

一番簡単な対策としては砂糖が大量に含まれているのは食べないということですね。

 

今まで甘いものをたくさん食べていた人からすると「おやつ食べられないとか考えられない!」と思うかもしれませんが、実はそれ砂糖の中毒症状だったりします。

 

しっかり砂糖断ちをすれば期間は人によりますが、早ければ1週間後にはあまり甘いものを食べたいと思わなくなりますよ。

 

ちなみに市販の調味料にも砂糖は含まれていますが、気にしているとほとんどのものが食べられなくなるので最初は無視してもいいでしょう。

 

もっとストイックにいきたい!と思ったら徐々に調味料とかの砂糖も減らしていく感じで十分です。

 

異性化糖も摂らない

異性化糖とは主に砂糖の代わりに使われている

  • ブドウ糖果糖液糖
  • 果糖ブドウ糖液糖

です。

ジュースなどの甘ーいものに多く含まれていますね。

異性化糖は砂糖よりもさらに低血糖の原因になるので、砂糖断ちと並行してできる限り摂らないように気をつけましょう。

と言っても砂糖断ちでジュースをやめるとそれだけでもかなり摂取量を抑えることができたりもします。

 

食べる順番を変える

 

食事では米やパンは後回しにして野菜→肉・魚→米・パンの順で食べるようにしてみてください。

 

そうすれば低GI値のものから食べることになり最初に一気に血糖値が高まらないので低血糖症になりにくいんです。

砂糖たちとはあまり関係のないことなのでおまけ知識ですね。

 

でもこれを知っていないと砂糖断ちしたのに低血糖症にはなるというとても残念なことになってしまうので、知っていて損はないでしょう。

 

 

間食する

 

低血糖症の症状が出る時間帯は大体決まっています。

 

なので砂糖断ち中に眠気やだるさが起こる時間を記録しておいてその時間の30分〜1時間ほど前に間食しましょう。

当たり前ですがここで砂糖の含まれたものを食べたら意味ないですよ。

 

常に低GI・低糖質の食べ物を持ち歩いとくといいですね。

 

砂糖断ち中の「砂糖断ち中に使えるおやつ・間食は?」で書いているので参考にしてみてください。

 

 

砂糖断ちは低血糖症をかなり起こりにくくすることができる

 

砂糖はGI値が109とめちゃくちゃ高いです。

基準になっているブドウ糖が100なので半端なく吸収が早いことがわかりますね。

 

ということはそれだけインスリンも一気に分泌されるわけで血糖値がジェットコースター状態に。

 

砂糖が大量に含まれているものはかなりGI値の高いものになってしまうため、ジュースとか砂糖がたっぷり含まれたお菓子を食べると低血糖症を起こしやすくなってしまうというわけです。

 

この原因となっている砂糖を断つことで低血糖症になる可能性を劇的に抑えることができるんですね。

 

ちなみに砂糖断ちを意識してみるとわかりますが、お菓子やジュースのほとんどには砂糖が含まれていて食べられません。

ただ思ってもいないようなものにも砂糖が含まれてたりするんですよねー。

ある程度成分表に「砂糖」とか「果糖ブドウ糖液糖」とか描かれているものを避けるだけでも体調は全然違ってきますよ。

 

 

低血糖症を起こす原因は甘いお菓子に含まれた砂糖だけじゃない

 

血糖値の乱高下の起こるような食べ物は全て低血糖症を起こす可能性があります。

砂糖がすごく起こしやすいというだけなんですよね。

 

お菓子や炭酸飲料水みたいなものは甘くて砂糖いっぱいだなとわかりやすいんですが、気を付けないといけないものが他にもあります。

 

 

缶コーヒーに含まれている砂糖に注意

 

微糖とか加糖の缶コーヒーには注意しましょう。

コンビニや自販機でパッと買えてカフェインで眠気覚し!とか思ってる人は多いでしょうが、実際眠気は解消されていますか?

 

おそらくされていないどころかめっちゃ眠くなってきているはず。

これは缶コーヒーはブラック以外思った以上に多くの砂糖が含まれているからなんです。

 

微糖でも結構含まれていて加糖はもっと多く含まれてます。

コンビニで売ってるパックのめっちゃ甘いやつなんてやばい量の砂糖が。汗

 

家で時間のあるときにでも微糖や加糖と同じぐらいの甘さのコーヒーを自分で作ってみてください。

思った以上に砂糖を入れないとあの味にはならないんですよね。

 

ちなみにめっちゃ甘いコーヒーは砂糖入れてる間に気持ち悪くなってくるぐらいです。

 

 

ストレスは血糖値を高める

 

ストレスを感じるとグルカゴンやアドレナリン、甲状腺ホルモン、コルチゾールといった血糖値をあげるホルモンが分泌されます。

 

一時的なストレスなら気にすることないんですが、現代社会でのストレスは長期間続くことが多いので無駄に血糖値が高まりインスリンが分泌されるということが増えるんですね。

 

またストレス解消を砂糖がたくさん含まれた甘いお菓子やジュースでしてしまっている人も多いでしょう。

結果砂糖の吸収速度の速さによって血糖値の乱高下が起こり、低血糖症の原因になってしまいます。

 

 

砂糖断ち中には低血糖症にならないよう対策をする

 

砂糖断ちを始めてすぐは同じような時間帯に糖質がたくさん含まれているおやつでエネルギーチャージしていた習慣がなくなります。

そのため低血糖症の症状が出てしまい、仕事どころじゃなくなってしまうこともあります。

 

「きつすぎて仕事進まないんだけど。砂糖断ちやめたほうがいいかな。」と思うこともあるでしょう。

 

これで砂糖断ちを辞めるのは砂糖をしっかりとやめられた後の効果を考えるともったいないです。

 

砂糖断ちを始めたらイライラがやばいんだけど!そんなときに試してみたい9つの解消法」に砂糖断ちによる低血糖症を改善・防止するための方法を書いているので参考にして砂糖断ちを諦めないでください。

 

 

まとめ:砂糖断ち中の低血糖症は対策すればOK!

 

今まで何も気にせず砂糖が大量に含まれてるものを飲み食いしてた人が急な糖質制限を行うと低血糖で体調不良の原因になってしまいます。

一時的とはいえ体調不良は辛いですので、低血糖対策をしっかり行いましょう。

 

原因を知っておけば対策は難しくありませんから。

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