今仕事や勉強はどのような時間配分で作業を進めているでしょうか?
かなり多くの人が時間配分を決めずに作業していると思います。
これって本当に効率が悪いんですよ。汗
この効率の悪さを解消してくれるのが今回紹介するポモドーロテクニックです。
今日はポモドーロテクニックを使って得られた効果とやり方について書いていきたいと思います。
目次
ポモドーロテクニックを使うことで得られた効果
集中力が高まる
あらかじめ締め切りの時間がわかっているため「この時間だけ頑張ろう!」と思え集中力が高まります。
終わりの時間を決めずに作業を進めている時と比べると体感で2倍ぐらい集中できるんですね。
やり方は後半で書きますが1回あたりが短時間なのもポイントです。
本気で活動した時間がわかる
ポモドーロテクニックを使う前に1日の行動を1分単位で記録してみると驚くほど無駄な時間が多いということに気づきます。
会社で仕事をしているはずの時間なのに謎の空白の10分とかあったりするんですよ。
残りの時間も時間を区切って作業を行っているわけではないのでどうしても集中しきれずにあまり作業が進んでいないということが結構あります。
ポモドーロテクニックを使うとがっつり作業した時間を可視化するので1日でどれだけの時間本気で作業したのか一目でわかるようになります。
つまりサボれなくなるということです。
休憩時間を確保できる
ポモドーロテクニックを使ってみるとわかりますがいつもよりも集中するため短時間でもかなり疲れます。
そのためしっかりと休憩時間を作る必要があるんですね。
休憩時間を作ることで次のポモドーロでの集中力を確保できるということです。
作業にメリハリがつくため仕事もものすごくはかどるようになりますよ。
というかしっかり休憩を取らないと2コマ目以降の集中力はどんどん落ちていってしまいます。汗
やる気が出やすい
仕事はともかく家でやる勉強なんかはどうしてもやる気が出にくいものです。
ですがポモドーロテクニックでは1回を25分までにおさえるためやる気を出しやすいんですね。
やる気が出なくても「とりあえず1ポモドーロ分だけやってみるか」とサボりたい気持ちを抑えやすく1回始めると意外とスラスラ進めることが出来たりします。
仕事が早くなる
常に25分という時間に追われながら作業をするため作業スピードはどんどん速くなっていきます。
最初は配分がわからないので25分でやるはずのものが15分で終ったり逆に2ポモドーロ分の50分ぐらいかかったりということがあるかもしれません。
でも徐々に今の自分が25分でできる量がわかってきます。
25分でできる量がわかったら今度はあえて30分ぐらいはかかる作業を25分で終らせるように意識するんですよ。
これも最初は時間内に終わらないかもしれません。
でも何度も繰り返していると作業の効率が上がってきて25分で終れるようになるはず。
こうしてどんどん仕事が早くなり仕事のできるやつになっていくんですね。
痩せた
これは個人の休憩の取り方次第なんですが僕の場合は5分休憩のタイミングで歩いたり軽いトレーニングをすることにしたのと、ポモドーロ中は超集中するため空腹感とか感じなくなり間食が減って痩せましたね。
集中して脳を以前よりフル回転させるようになったのもエネルギー消費が増えて痩せる理由になったのかもしれません。
休憩中に運動するのはいいリフレッシュになるのでオススメです。
得意と苦手がわかる
ポモドーロで区切って作業していると思ったより早く終わる作業と、思ったよりも時間がかかる作業がわかるようになります。
得意と苦手がわかれば時間配分やどの時間帯にやるべきかもわかるし、可能なら自分の苦手を得意とする人に仕事を頼むことも可能になります。
自分が得意で相手が苦手なことを引き受ければお互い仕事が効率よく進むようになりますよ。
ポモドーロテクニックのやり方
最初は25分やって5分休憩
ポモドーロテクニックの本では1回の作業単位を1ポモドーロと書いています。
この1ポモドーロを25分に設定して作業していくんですね。
その後は5分休憩。
これを4ポモドーロ分ぐらい終わらせた時点で少し長めの15~30分ほどの休憩を取ります。
この時点でかなり疲れてますが残り半分も気合いで終わらせます。
ポモドーロテクニックを使うのに慣れるまでは本に書かれている25分→5分のサイクルを使って慣れてきたら自分流にアレンジしてもいいでしょう。
ただ個人的には5分以上の休憩になると気持ちがダレ始めるので5分休憩で集中できる範囲がいいと思います。
僕の場合は色々試した結果20分→5分のサイクルになりました。
集中力が切れる前にやめる
時間を調整する基準は「集中力が切れる前にやめる」ことです。
集中力が切れたらやめるじゃなくて切れる前にやめるんですね。
集中できている間はやる気も高いのでサクサク進みますが集中力が切れた時点でいっきに作業スピードは落ちます。
しかもやる気も下がってくるので嫌になりやすいんですね。
ここを我慢して続けていると「その作業(勉強なら科目)が嫌いだ」と感じるようになってしまって効率はどんどん下がっていってしまうんですよ。
なので集中力が高まっていて面倒な気持ちが少ないうちだけ作業していきましょう。
25分もきつい場合は逆に最初は5分→5分休憩というめちゃくちゃ短い時間で区切ってもOKです。
休憩が多い分勉強をやめるという選択肢も増えやすいので気を付けてください。汗
5分休憩はしっかり休む
この時間は次の時間で何をやるかとか考えず完全に精神を休める時間にします。
半端に休憩すると疲れがたまってしまうため集中力が落ちるんですよ。
SNSとかゲームは脳が疲れるためできれば避けたいところです。
1ポモドーロにやることを書き出す
チェックリスト形式で1ポモドーロでやることを書き出していきます。
25分以上かかる作業は1つの作業を2つ以上に分解して書き出しましょう。
チェックリストにすることでポモドーロが一つ済むたびにチェックを入れることができ達成感を得ることができます。
また書き出しておくことで1日の終わりにどれくらい作業を進めることができたのか進捗状況がわかりますし、1日の反省材料を作ることもできるんですね。
ポモドーロ中に思い浮かんだことはメモしてスルー
ポモドーロで作業をしていると忘れていたことを思い出したりいいアイデアが浮かんだりします。
そういうときはポモドーロで行ってるとき以外の作業はメモしてとりあえず後回しにしましょう。
急ぎのことを思い出したとしても忘れてた時点で25分ぐらいの余裕はあります。
ただ良いアイデアは浮かんだ瞬間にメモしておかないとすぐ忘れてしまうので25分待たずにさっとわかる程度のメモを残しておきます。
ひとつずつ終わらせる
本には1ポモドーロ終わらせるごとに次何をするか考えると書かれているんですが、2つ以上に分かれている1つの作業を先をまとめて終わらせていった方がマルチタスクにならなくていいと思うんですね。
マルチタスクは脳を必要以上に使ってしまうため無駄に疲れるわりには集中力も落ちてしまいます。
まずは英語を2ポモドーロするなら2ポモドーロ終わらせてから次は数学をやるというようにしていくことで全てをシングルタスクで終えられるようにしていきます。
もちろん飽き対策として途中で科目や作業内容を変えるのはありです。
まとめ
ポモドーロテクニックをうまく使えば作業効率は劇的に上がります。
仕事ならスピードと効率が上がることで短時間でたくさん終わらせることができるようになり残業を減らすこともできますし、勉強ならメリハリをつけて進めることができます。
最初は慣れが必要ですが上手く工夫して活用していってみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。